2007/4/28

Yahoo!オークショにて箱、説明書、リモコン付を10,600円で入手。 再生確認しましたが映像は写りませんでした。恐らくヘッド摩耗かと思います。との事だったが 動作確認したところS-VHS再生はハイブリッドICのコンデンサ死亡で映らず、VHS再生はノイズまみれながら映るが・・・

シーリングパネル内部。 さすが定価417,000円のバブルデッキ。 超コストダウンが進んだ現在ではありえない作りだ、というかVHSは死滅してるからなあ。 再度バブルが弾ける頃に次世代DVD/HDDレコーダもこんなのが・・・・・・出ないか。

サイドパネル。 ちなみにこれ1枚で約1.1kgもある、説明書によれば 「亜鉛−アルミ合金にマンガン、シリコンを微量添加した新開発防振合金を使用し、 防振特性を飛躍的に向上させています。」 との事。 さらにその下のトップパネルは説明書によれば 「0.8mm厚の鉄板の裏側に0.8mm厚のプレス鉄板を貼り付けた二重構造にしました。 その結果十分な質量と剛性を得ることができ、高い制振特性と遮音特性を実現しました。」 との事。

内部全体。 初期型なのかわからんけど基板にパッチが多い。 メカは当然ながらアルミダイキャストで5DDモーターを採用。 フレーム単位ではなくフィールド単位で編集できるからなあ。

電源部。 デジタル専用(映像系?)とアナログ専用(音声系?)のツイントランス電源。 かなり値段高そう・・・

問題のシリンダ。 かなり曇ってる状況。
S-VHSが死んでるのでVHSモードで適当にLDのサイレントメビウスをVictorのD-VHSテープで自己録再してみたが


1フィールド送ってみると片フィールド映像が乱れるからやっぱヘッド死亡。 ヘッドクリーニングを行っても全然改善せず。 てかオーバーホール済みのPioneer CLD-959で再生してるんだが色帯出てるし映り悪いな。 HITACHI DT-DR20000じゃなくて他のデッキ等でY/C分離すれば変わるだろうか。
ということで一旦調査終了。 ヘッドが生きている奴を入手したらデッキ裏側やハイブリッドICコンデンサ交換方法等を掲載予定。
2007/11/25

2007年11月11日Yahoo!オークションにて5,500円で落札、上のほう。 録画、再生の動作はしますが、映像が緑色っぽいということだったがVHS再生は問題なし。 S-VHS再生は映像が緑どころかまともに映像が出ないのでハイブリッドICの不良確定。

内部全体。 基板にパッチが多いのは相変わらず。

シリンダはかなり曇っている状況。

Y/C PACK基板にハイブリッドICがあるんだがメイン基板をめくろうにもパッチが邪魔。

中央の黒い線はヘッドアンプ部のGNDにネジで繋がっているからネジを外せば半田を外さなくても良いが 上の方は電源基板に繋がっているようで半田を外さないといけない。

上側の半田を外さないといけない所の写真。

こっちのほうは外さなくて良いけど一応載せておく。

半田を抜いて取り外したY/C PACKの基板。 真ん中の基板がハイブリッドICだがビクターのチップが採用されている。

ハイブリッドICを外したが使用されている表面実装コンデンサは47μF 5Vが2個と4.7μF 25Vが2個。
2007/11/25

表面実装コンデンサを日本ケミコン 47μF 25VとSANYO 4.7μF 35Vに交換。 パターンに全然半田が載らないので4.7μFのマイナス側は強制的に。 しかしテスター持ってないからちゃんとくっついているかが不安だ、またここまでばらすのも面倒だし。

S-VHS再生してみたが映らず、VHS再生は問題なし。 やっぱテスターは必要だな・・・

仕方ないのでヘッドが片方死んでいる方のハイブリッドICに賭けてみようと思いきやなんか電解液で凄いことに。

電解液が吹きまくり。

表面実装コンデンサをニッパーで真っ二つにし残った足の部分にコンデンサの足を巻き付けて固定し半田付けするという他サイトでは一切やっていない方法で半田付け。 これじゃ綺麗にコンデンサを取り付ける事ができないし多分やったのって俺しかいないな。 まあかなり楽に半田付けできたから良かったが。 しかしこれじゃなんかわかりにくいし破壊後または取り付け中の写真も撮って置けばよかった。 コンデンサはSANYO 47μF 16VとSANYO 4.7μF 35Vに交換。

ついにS-VHS再生で正常に映るようになったがなんかノイズっぽい。 自己録再とかやってみなければ。 |