2006/5/20

2006年5月19日HARD OFF宇宿店にて説明書、リモコン付きで4,200円で入手。 「画面映りました」との事だが画質関係なしにM-Nコンバーター内蔵だから買っただけだったりする。 M-Nコンバーター内蔵VTRはPanasonic NV-SB707、NV-SB770、MITSUBISHI HV-V920MNの3機種のみ。 出所は鹿児島市内で本体にH11-4-16と書かれたシールやリモコンにNV-SB770って書かれてるし何処かの施設や企業等で使用されていた物っぽい? しかし説明書にメモ紙やらレシートやら色々挟まれてたのが謎。

メカ全景。 かなりスカスカ、高速サーチ360倍速の初代SUPER DRIVEメカで名称はZメカ。 Kメカのアルミダイキャスト&コグベルトから鉄板プレス&ゴムベルトへ退化。 再生だけなら最強といわれるNV-SB900も同一メカだから似たような構成だと思われる。

ヘッド周辺。 ここまでコストダウンしても一応3倍ヘッドのみ?にアモルファスヘッドを採用し10ヘッド(9ヘッド?)っぽい。 全てヘッドにコイルはついててダミーヘッドはないみたいだしツインFEヘッド採用な気がするんだけど・・・ 画質の方はNV-SB800Wより悪くHITACHI VT-3で録画したテープは垂直同期がずれる位縦揺れが非常に酷くNV-SB800WだとTBC切で改善するんだがNV-SB770では全く改善せず。 さらに再生サーチ速度はKメカ機よりかなり低速になりSONY SLV-NX15と同じく15倍速程度に落ちる。 レスポンスは落ちるがこれじゃ100倍速スピードサーチ機能を有効に使わないと使い物にならねえ・・・ あとジョグシャトル機能は一応受け付けるが快速早見機能はやはりダメだった。

あとは書くことないんで1993年以降(Kメカ機以降)のビデオデッキにあるサービスモードの走行時間表示の解説。 電源ON/OFF問わずカセットが入っていない状態で取出し+早送りボタンを長押しすると

0 00 0とこのような表示に変わる。 さらに6回取出し+早送りを押し

7 00 0の表示にして取出しを長押しすると

このような表示になる。 下4桁が走行時間で0450で450時間。 取出し+早送りボタンを押すとサービスモード解除。 Kメカ機では電源ボタンを押しても解除可能。 |