HOME

ツーリング装備

日帰り装備 (2010年5月)

日帰り装備
ウエストポーチ
市販品ではなく、キユサさんにわざわざ作っていただいた一品物。小さなポケットが多く、サイズも手頃でお気に入り。ツーリング以外でも日常的に愛用しています。
地図
昭文社発行の旧型ツーリングマップ(現在は売っていません)。掲載データが古いため、新しい道や地名をその都度書き込まねばなりませんが、それも楽しみのひとつ。現行モデルより小型軽量で携行に便利。
デジカメ
オリンパス製の防水・耐衝撃仕様コンパクトデジタルカメラを愛用。アウトドアにぴったりです。
救急パック
絆創膏、包帯、ガーゼ、消毒スプレー、小型カッター、裁縫セット、等々。
財布
これもキユサさんのお手製オリジナルです。お金と免許証、カード類、保険会社の連絡先メモなど。
ハンディGPS
GARMIN製のetrex Summit。現在位置の測位やコース確認、高低差・経緯座標の記録など。走行データを持ち帰ってパソコン上で照らし合わせたり、レポート用に活用します。
その他
携帯電話、メモ帳、ボールペン、LEDライト、ポケットティッシュ等。

カメラ

オリンパスのTG-810

ツーリングに持って行くには、気軽に持てて振動にも強いコンパクトデジカメが最適でしょう。

レース観戦や特別な長距離ツーリングでは一眼レフのセットを持ち出す事もありますが、どうしても装備が重くなりますし、振動や天候にもうんと気を使わねばならないので気疲れします。それに本格的なカメラを持つとどうしても撮影作業に夢中になりがちで、ツーリングに来ているのかカメラいじりに来ているのか、よくわからなくなってくるのです(笑)。


ハンディGPS GARMIN etrex Summit

GPS

ハンディGPSはカーナビ類と基本的には同じものですが、機能をうんと単純化してあるので小型軽量、単三アルカリ乾電池2本で1日の行動時間ぶん(10〜15時間ほど)使え、オートバイのハンドルまわりにも無理なく取り付けられます。走ってきた道を記憶して画面表示してくれるので、夜道や林道ではいざという時の脱出用にも使えます。データを持ち帰って自宅のパソコンに取り込めば、地図上に走行ルートを投影する事も可能。他に遊び方の例を北上ツーリング・トーキョー砂漠編にも書きました。

現在使っているのはGARMIN製のeTrex Summit。2001年春に約3万円で購入。サミット(山頂)の名が示すとおり購入当時の最上位モデルで、気圧高度計と電子コンパスを内蔵しています。シンプルな白黒液晶で、地図表示機能はありません。

一応防水と謳ってありますが、これの前に使っていた同じメーカーのeTrexを使って激しい雨の中を1時間ほど走ったら、内部に浸水して基板を壊してしまった事がありました。上下ケースの継ぎ目は黒いゴムとシールテープで覆われていますが、手で引っぱればベリベリと剥がれる程度のもの。雨の中を長時間走る時はビニール袋などで覆った方がいいようです。

「オートバイのツーリングにGPSやナビなんか必要なのか?」という人もおられますが、確かに未開の砂漠を旅するわけじゃなし、普通の地図が1枚あれば実用上は何の問題もありません。道に迷ったら、その辺のおばちゃんを呼び止めてたずねればいいのですから(笑)。

ハンディGPSがツーリングの現場で一番役立つのは、上記にもある軌跡データ表示。つまり通ってきた道筋をビジュアルでチェック出来る点です。自分が地図上のどっちに向かっているか俯瞰出来るので、自動車道など一旦停止が困難な時でも、目標に近づいているかどうかが直感的にわかります。実際これのおかげで、単純な思い込みによるコースミスからずいぶん助けられていますし、タンクバッグ上の地図と表示画面の縮尺を同じにしておいて、見較べながら走ればもっと確実です。

必須の装備と言うわけではないけれど、持っているといろんな楽しみ方が生まれるし、いざという時にはちょっと役立つ時もある、孤独になりがちなソロライダーの心を座標の連続点で応援してくれる、エンターテイメント・ツールとでも呼ぶべきでしょうか。


[↑目次へ]

南海部品 BA-026 マルチユースF.R.S.バッグ2

南海部品製のタンクバッグ

気ままな日帰り行ならウエストポーチだけで十分ですが、向こうで温泉に入ったりスケッチをしたり、いろんな楽しみ方をするには追加のバッグを持ちます。南海部品のマルチユースF.R.S.バッグ2はリアシートに取り付けるためのベルトが付属しているので、テールトランク風にも使えます。上面のマップケースはツーリングマップルがちょうど入る大きさ。

作者はタンクのフォルムが隠れてしまうのが嫌で、なるべくタンクバッグは付けたくないのですが、これならリアシートにぴったり収まるので快適です。


雨装備

カッパとブーツカバー

レインスーツはヤマハ・ワイズギアのCTXで2001年購入、約1万円。色は夜間でも目立つ黄色にしました。

ブーツカバーは南海部品のオリジナル品でサイズはL。2003年に2本目を購入、3千円前後でした。底部の開口部分が大きめなので、土砂降り時にはあまり効果ありません。


スケッチブック

スケッチブックと水彩道具

最近は、出先で時間があいたら風景のスケッチをするよう心がけています。その時々の心情がよく現れるので、ヘタにデジカメでバシャバシャ撮るより、何気なく描いた1枚のスケッチの方がいいメモリーになる事もあります。

本当は固形水彩の方が自由度が高くて好きなのですが、ツーリング中のスケッチにあまり凝ってもしょうがないので、12色の水彩色鉛筆と水筆ペンで素早く色つけ。少ない色でどうやって表現するか考えるのも楽しいものです。下絵は遠景と近景で0.5ミリHBのシャーペンとBか2Bの鉛筆を使い分け、消しゴムとカッターナイフ、ティッシュペーパーは必需品。

スケッチブックは一番小さなFゼロサイズが携帯に便利。あまり大きいと描くのに時間がかかるし、画題探しにも困ります。


[↑目次へ]