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球磨川サイクリングロード

目次

ツーリングマップルのページ記号は2003年春以降に発売された新版を基準にしています。

一武休憩所

一武休憩所のトイレ

人吉市街地から約11キロ一武(いちぶ)という所にある休憩所に到着。男女別のしっかりした水洗トイレと、飲み水の出る水道があります。

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ぐるっと回っている

一武の休憩所を出るとすぐ、サイクリングロードは堤防の下側へとつづら折れに降りてゆきます。

このような場所が球磨川沿い全体に何カ所かあり、道はいいけど単調になりがちな走りに変化をもたらしてくれています。


散策する人々

堤防の下でもほぼ同じ広さの舗装路が続き、実に快適。


橋の下の道をゆく

途中いくつもある橋の下をくぐりつつ、上流へと向かいます。


生い茂る草木

夏草が高く生い茂る時期にはカーブの向こう側がよく見えなくなる場所もありますので、ベルを鳴らしつつ、ゆっくりと進んでください。


ツクシイバラの自生地

ツクシイバラの群れ

一武休憩所から数キロにわたる上流域、とりわけ球磨大橋を中心とする球磨川河川敷一帯は、希少種ツクシイバラの自生地としても知られています。

これはノイバラの仲間でバラの原種とも言われており、熊本以外にも宮崎や鹿児島などで見られますが数は少なく、一箇所にこれだけ群生している例は非常に珍しいそうです。


ツクシイバラ

一般的なノイバラと違う点は枝の先に赤い毛のようなものが細かく生えていて、花も少し大きめ。花の時期もノイバラよりやや遅く、後を引き継ぐように咲きます。


ツクシイバラ

毎年5月中旬から6月の梅雨入り前頃にかけて、可愛いピンクや白の花の群れがそこかしこに見られ、サイクリングロードは独特の甘い香りでいっぱいに満たされ、地元の各種イベントで賑わいます。


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向町河川公園休憩所

向町河川公園休憩所

人吉市街地から約17キロ、赤い欄干が鮮やかな明廿橋(めいはたばし)のたもとにある向町河川公園に到着。

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芝生の公園

川沿いには広々とした芝生の立派な公園があり、堤防の上に男女別水洗トイレと水場が設置されています。

この明廿橋を向こう岸に渡ると、あさぎり町の役場支所などがある比較的にぎやかな場所に出るので、自販機が使えます。

橋から右に行った先にある深田小学校の向かいには食料品店もあります。


川沿いの道

このあたりから球磨川は大きく蛇行。サイクリングロードもそれに沿ってカーブが多くなって来る印象。


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中島親水公園

中島親水公園の円形舞台

人吉市街地から約22キロ、すぐ横の川中に広い中州が見える中島親水公園に到着。広々とした芝生や、何やら円形の舞台のような施設があります。

橋のたもとには男女別の水洗トイレと水場、そしてサイクリングロード中では数少ない屋根付きベンチが作られています。

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須恵村のマーク

円形の舞台には、かつてここにあった自治体、須恵村の名前と頭文字の「す」を図案化したマークが刻まれています。


球磨川の川面

一見単調な景色のように見えますが、注意していると向こう岸の風景や川面もどんどん変化します。上流に行くに従って、飛び回る鳥の種類も少し変わっていくようです。


上流へ続く道

球磨川サイクリングロードの行程も残り三分の一を切りました。ゆっくり楽しみながら進みましょう。


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桜堤公園休憩所

桜堤公園休憩所のトンガリ屋根

人吉市街地から約24キロ、吊り橋構造をした里の城大橋の下にある桜堤公園休憩所に到着。緑色をした三角屋根のあるベンチが目を引きます。

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芝生の広場

橋の下には青々とした芝生の広場があって、日かげもあるので三角屋根の狭いベンチよりこっちの方が昼寝するにはよさそうです。ただし芝生内には自転車の乗り入れは禁止ですので注意です。


橋の下にあるトイレ

橋の下には男女別水洗トイレが備えられています。


道の下にある木造トイレ

ひとつ先の里城橋のたもとにも、もう一カ所、男女別水洗トイレがあります。


中鶴橋から市房山を望む

このあたりまで来ると、道の進行方向正面に熊本県第二の高峰、市房山(1,721m)が大きく見えます。

(※ちなみに熊本県内で一番高い山は八代市と宮崎県椎葉村にまたがる国見岳(1,739m))


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東多良木駅〜百太郎溝

東多良木駅の横を通る

サイクリングロードは、くま川鉄道の東多良木(ひがしたらぎ)駅のすぐ横を通ります。

この先は球磨川サイクリングロードとして最後に完成した部分でもあり、舗装路面も比較的新しく走りやすい印象です。


東多良木駅のホーム

九州山地の雄大な景色と昔ながらの素朴なホーム。撮影ポイントとしても人気の高い駅です。

(※この写真は真冬に撮ったものです。向こうに見えるは雪化粧した市房山)


登録有形文化財のプレート

ここの待合所とプラットホームは国の有形文化財として登録され、大切に保存されています。


百太郎溝の流れ

この先のルートは球磨川から引き込まれている用水路、百太郎溝(ひゃくたろうみぞ)沿いに延びており、涼しげな水音が響いています。


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百太郎公園休憩所

百太郎公園休憩所

竹林を抜けると、ゴール手前の最後の休憩所、百太郎公園があります。水場と男女別水洗トイレ、きれいな芝生があり、昼寝にはもってこい。

公園のそばには川面に降りられる階段も作られています。


昔の水門

先ほどから道の横に流れていた百太郎溝はここから取水されており、かなり大がかりな堰堤が川の中に作られているのが見えます。

公園の中には昔の巨大な水門が今も保存されており、歴史ある施設のようです。

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農家の家のそばを通る

この周辺は一般道と一緒になっていて、農家のすぐ横を通る部分も。農作業用の大型機械が停まっている事もありますので、安全に留意しつつ、ゆっくり走り抜けます。


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古渕橋

鉄骨の橋

小さな橋を越えて川沿いを進むと、鉄骨造りの古渕橋が見えてきます。


古渕橋のたもとで専用道は終わり

この橋のたもとで、サイクリングロードとして整備された道は終わります。この先は国道を渡ってゴールの湯前駅まで、一般道との兼用になります。

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国道に出て横断

国道に出たら左折

川から離れる方向へ進むと、すぐ国道219号に出ます。ちょうど正面にコンビニがあって、右側の角には農機具のお店があります。

案内の看板に従ってここから右折しますが、歩道は狭く、車道の交通量もかなり多いので気をつけて進みましょう。


湯前郵便局の前の横断歩道を渡る

湯前郵便局の前にある横断歩道で、国道を向こう側に渡ります。


お寺のところから入る

そのまままっすぐお寺の横の筋に入り、道なりに進みます。


踏切手前を左へ

踏切に出たら、渡らずに手前を左折。


湯前駅のレールウイング

道の向こうに、ゴール地点である湯前駅と、縦長のアーチが特徴的なモニュメント、レールウイングが見えてきます。


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湯前駅

ゴールの湯前駅

人吉市街地からはるばる30キロ、おつかれさまでした。

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球磨川サイクリングロードは川の流れに沿っているので、下流の人吉市街地から出発した場合は平均して上り勾配となりますが、急な坂はほとんどなく、初心者でも片道2時間少々でクリアー出来ると思います。

しかし全線往復すれば60キロ以上と、休日のお散歩気分で出かけるにはちょっと厳しい長丁場。初めての人はいきなり全線往復を意気込まず、ほどほどのあたりで引き返すか、くま川鉄道を利用して輪行で移動するのもひとつの方法でしょう。

この路線では前もって予約を入れておけば、完成車のまま分解せずに列車に乗せる事も出来ます(有料)。詳しくはくま川鉄道まで問い合わせてみてください。


電動アシスト自転車

湯前駅にはレンタサイクルのステーションもあるので、列車に乗って体ひとつでここまで来て、レンタルで散策を楽しむという手もあります。


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くま川鉄道

球磨川に沿って走る、味わいのあるローカル鉄道。輪行にも便利です。


湯前まんが美術館

湯前駅のすぐ隣にある、漫画やアニメ作品をテーマとした美術館。

熊本出身の有名漫画家の貴重な原画が常設展示されているほか、こんなイナカの小規模館なのになぜ?と目を疑うような、毎回とても濃い内容の展示をする事で知られています。近年はアニソンや声優イベントなども開催。


夏目友人帳 舞台探訪(聖地巡礼)@熊本県球磨地方

人吉周辺は人気アニメ「夏目友人帳」の舞台設定のモデルとされており、熱心なファンの来訪が絶えません。興味ある方はぜひチェックしてみてください。


ハンドサイクル/日本全国コース情報
木島英登バリアフリー研究所にある、手のみで漕いで進むハンドサイクルで全国のサイクリングロードを実走したレポ(ちょっと短いですが)。球磨川沿いはなかなかの高評価。

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資料

サイクリングロードマップ

人吉駅の観光案内所やレンタサイクルのステーションには、サイクリングロード全体の地図や周辺の見どころ、観光スポットをまとめたサイクリングロードMAPが置いてありますので、現地に行かれたらぜひ立ち寄ってみてください。


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