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小物入れの製作

後期型Bandit('95以降)はシート下にちゃんとしたユーティリティスペースがありますが、初期型はな〜んにもありません。ただバッテリーの上に黒く安っぽい書類袋がはさまっているだけ・・。
もはやユーザーをナメているとしか思えません。

じゃ、いっそ自作してみましょう。よく見るとシートの直下はがらんとしたスペースが空いているので、車載工具を入れるくらいの箱ならなんとかなりそうです。

必要なもの

食品保存用のタッパー
シート下の空間に合わせたサイズの物を用意しますが、あまり深いものだと走行中にリアフェンダーが当たる事があります。
汎用ステー
ホームセンターに売っている金属製の平バンド。
その他
プラスドライバーやネジ類、タイラップなど。

加工・取り付け

食品用タッパーをはめ込み 深すぎるとフェンダーに当たる

食品保存用のタッパーを、金具やタイラップバンドでシートレールの間に固定します。作り方をいちいち書かずとも、写真を見てもらえばだいたいわかると思います。

このアイデア、長年の初期型Banditユーザーなら一度は考えた事があるはず。

周囲の電気配線を傷つけないよう注意してください。シートには体重を受け止めるためのゴム台座が4カ所ありますので、シートを閉めた際にバンド金具などが邪魔にならないよう注意。

フタは必須 車載工具入れにピッタリ

実際に使ってみて

初期型Banditはリアシートの下に車載工具を積むようになっていますが、ツーリング中でリアシートに大きな荷物をくくりつけている時、いざ工具が必要になった場合いちいち荷物をおろさなくてはなりません。そんなときシート下のタッパー小物入れがあるとすごく便利です。ちなみに後期型Banditは前後一体シートなのでこのマネは無理。

ただしデコボコ道を走ると中の工具がガシャガシャ暴れるのがケツに伝わってくる事があります。何かウエスで敷物をするか、上から押さえをしておくのがいいようです。中身が飛び散らないよう、タッパーのフタはなるべく付けておきましょう。

緩衝スポンジを追加 2005年1月6日

フタは必須

フタの上にスポンジを貼ってみたら、ずいぶん振動も少なく、イイ感じです。普通のフワフワスポンジでは接着しにくいので、片面が固くなっているワックス塗り用のスポンジを適当に切って、接着剤(セメダインスーパーX2)でくっつけてあります。